ZX-6RR(2006年式)
思うところあって・・・
「今年はST600を走ろうかな」てな流れで、手にしたのがこれ。
2006年式レースベース車。入手時オドメーターは僅か380kmを示していた。前のオーナーはスポーツ走行で数時間使用しただけという、ほとんど新車の状態。
エンジンを組みお直すとか、ECUの書き換えだとか、ビッグラジエターだとか、いわゆる「勝つため」の整備はなされてはいないが、MFJのレギュレーションには合致した状態となっていて、「お遊び」でなら、このままでレースを走れる状態。
自分にとっては「お初」のメーカー製インジェクションバイクなので、興味津々覗きこんで見る。フェールポンプは当然インタンク(これに至る経緯にも自分は一家言あるのだが・・・)。インジェクターはKEIHINのもので、インジェクションボディに取り付けられたメイン4連の他に、エアクリーナーBOXにも、シーケンシャルにサブ4連。バタフライもメインの他に、アクチュエーターでトルコン的に機能するサブバタフライが付いている。点火系は当然DI。センサー類はTPI, 吸気圧, 外気温, O2とお定まりの構成。これに加えて、排気デバイスが付く。
「レース用のECU書き換えキット」なるものが川重からでているから、入手できたら、あとでこいつでマップを覗いてみよう。ST600だと、パワーコマンダーとかのサブコンで燃調いじってるケースがあるみたいだけど、過去の苦い経験から、グダモノ会社のつくるサブコンは、どうも好きになれない。
某社のシートカウルは軽量を追求したカワサキグリーンのゲルコート仕様で本当によくできてる。でも、軽量を追求し過ぎて、尻の乗る部分にはクッラクが入ってしまっていた。で、裏打補強するの図。