大阪南港からフェリーに乗って・4月28日(月)編


彦根から大阪まではたったの150kmなので、渋滞さえなければ2時間とかからない。
今日も朝寝坊をして、正午すぎに彦根を出発。
彦根ICから名神を吹田JCTまで走り、S嬢が「阪神高速は怖い」というので、近畿道へ逃げて大阪中心部を迂回する。
次いで近畿道東大阪JCTから阪神13号->16号->天保山JCT->4号と抜けて南港中ICで阪神を下りた。
南港には2ヶ所フェリーターミナルがあるが、今回利用する志布志行きは”かもめ埠頭”にある。
フェリーの出港は17:55だが、15:00前にはフェリーターミナルに到着してしまった。
かもめ埠頭周辺にはコンビニすらないが、ターミナル内に小さな売店と食堂がある。
出港まで3時間近くあり、手持ち無沙汰と思いきや、GWということもあり15:30過ぎには乗船手続きが始まった。
乗船手続きのあと、話しかけてくる気のいいオッサンと会話したり、食堂でラーメンを食ったりしているうちにあっさりと乗船開始。
この日のフェリーに乗り込んだオートバイは30-40台程度。
品川・多摩・栃木といった関東圏のナンバーのオートバイが約1/3。
名古屋・静岡あたりの東海圏ナンバーが1/3で、残り1/3が滋賀・京都・大阪といった関西圏。
なんだかハーレーとBMWばかりがやたらに多く、オッサンばかりが目についた。
今回は同行者ありなので、話しかけてくるライダーもおらず、こちらから話かけたくなるような面白キャラもいなかった。
結局フェリーを下りるまで、オートバイツーリングの人とは誰とも話をしなかった。

 

彦根ー大阪
4/27のルート図(クリックで拡大されます)

 

南港かもめフェリーターミナル
大阪南港かもめフェリーターミナル

 

かもめフェリーターミナル内
かもめフェリーターミナル内
(宮崎・志布志・沖縄ゆきの各航路がでている)

 

さんふらわあ さつま
今回乗船する「さんふらわあ さつま」

 

夕暮れの南港
南港の夕暮れ

 

夕暮れの出航
出港まぎわの南港

 

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  コラム

やはりあると便利

 

無線機

 

 今回のツーリングにS嬢が同行することになったので、あわてて物置から引っ張り出してきたのがこれ、430M帯のハンディ無線機である。

 S嬢はアメリカンバイクでドコドコ走るタイプだし、僕は国産ネイキッドでカットビツーリング派なので、お互いのペースが噛み合うわけがない。

 気持ちの良いワインディングがあれば、僕の性格上、彼女なぞ放り出してすっ飛んでいってしまうのは目にみえている。

 で、お互いのペースの妥協点の幅を広げ、フラストレーションを軽減してくれるのが、これ。

「二つ目にでてくる信号を右折して、まっすぐだから」とか「次の町にはいったばかりのGSで待ってる」といった事務的な会話に徹し、「ここの眺め、きれいね」、 「そうだね」なんていう、お馬鹿チックなトークを引きずりこまない限り、オートバイという乗り物のオートバイらしさを阻害しない。

 無免許で使えるトランシーバーやバイク用ヘッドセットは、各社からでているが、これらの電波到達距離はせいぜい数百メートルで、こうした使い方はできない。

 UHF帯の特性上、山間部等では通話可能な距離が限られるが、見通しが得られる限りは、数十km離れても会話できるのがハム機の利点である。

 但し、無免許はいただけない。ダンプの運ちゃんやら、パラ・ハングのフライヤーに限らず、オートバイのツーリンググループにも無免許で使用している輩が絶えないが、こうした行為は無免許でオートバイに乗っているに等しいことを悟るべきである。

 4アマ(かつての電話級)ならば中学生の理科程度の知識があれば合格するし、なくても運転免許の学科試験同様の丸暗記でいける(自分は小学生の時に免許を取ったが、生涯免許なので子供の時の顔写真が貼られたまま)。ここで、赤信号では止まる、右左折の前にはウインカーを出すというのと同等の最低限の作法を学習した上で運用してほしい。

 

ヘッドセット
KTELのヘッドセット

 

ヘッドセット
同じくKTELのヘッドセット

 

トークスイッチ
トークスイッチ

 

無線従事者免許
無線従事者免許