宿泊表

旅行出版社刊行
全国版宿泊表
価格は1,400円程度
http://www.ryokou.jp
ツーリングに限らず、旅に出たときは、いつも行き当たりばっだりで、気分次第でその日の行方が決まるので、あらかじめ宿の予約をしておくなんてことはしない。その日一日、足の向くまま気の向くままにふらふらして、夕暮れ時になって、「さて今夜の宿を探さねば・・」なんていう案配だ。
最近は携帯電話で当日の空室検索予約なんてのもできるけど、これはハイシーズンにはあんまり役にたたない。たとえば自分が宿の予約担当だったとして、その日もともと満室の予約で埋まっていて、たまたま一室だけキャンセルが出たときに、わざわざその空室情報を旅行代理店に連絡するか、なんて考えてみると、即座に納得がいくと思う。
そこで、いつも僕が持ち歩いているのがこの「宿泊表」。日本全国津々浦々、ほぼ全てのホテル・旅館とその規模・所在・電話番号が記載されている。旅行代理店が予約を取り扱っていないような公共の宿なども掲載されている。季刊で出版されていて1,500円ほどするが、一冊買っておけば数年は使える。
今回のツーリングでも、GW後半4連休に入るやいなや、宿泊施設はどこも満室。携帯の予約サイトなんて役に立たない。5月3日は18時過ぎになって、和田浜まできて米子近辺に宿を探した。気の利いた宿数件に電話してみたが、どこも満室で、「もう今夜は探しても何処にも空室はないよ」なんて宿の人に忠告される有様。そこで、ようやく状況がのみこめて、「これはもう片っ端から電話するしかないな」とキャンセルであいた部屋探し。結果として、まあほぼ必ずと言っていいほど、1-2件は空室のある宿が見つかる。この夜も米子市内のビジネスホテルに空室を見つけ、そこにお世話になることにした。これも「宿泊表」のおかげである。

このように宿泊施設の規模・料金等が記される
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